
・それぞれのメリット、デメリットが知りたい!
こんな悩みを解消します。
大切な結婚式のムービー制作。自分たちで制作するか業者へ外注するのかも悩みのひとつですよね。
当記事では結婚ムービー制作の自作・外注それぞれのメリットデメリットを紹介していきます。それぞれの特徴を事前に抑えておきましょう!

- 結婚ムービー自作のメリット・デメリット
- 結婚ムービー外注のメリット・デメリット
- 結局どちらがおすすめか
目次
結婚ムービー【自作】のデメリット
まず結婚ムービーを自作する際のデメリットを挙げていきます。
- 編集の機材とノウハウが必要
- 構成や演出も考える必要がある
- クオリティを上げるのが難しい
- 他の準備にあてる時間が減ってしまう
順に解説していきます。
編集の機材とノウハウが必要
結婚ムービー自作のデメリット1つ目は、編集の機材とノウハウが必要という点です。
当然ですが、ムービーを制作するためには機材及び動画制作のノウハウが必要です。
パソコンなどの機材、編集ソフトは必要不可欠です。パソコンの知識が必要なのはもちろん、編集ソフトの使い方もマスターしておかなければなりません。
最近はスマホアプリでの編集も可能ですが、最終的にはDVDに焼いたりなどの作業も発生すると思います。機械にはある程度詳しい人の方がいいでしょう。友人や知人にそういった人がいても心強いですね。
もし自分で一からこれら機材を揃えてソフトの使い方を勉強して・・・と考えているなら、お金も時間もかかりますしコスパとしては業者に発注した方が圧倒的にいいです。
構成や演出も考える必要がある
結婚ムービー自作のデメリット2つ目は、構成や演出も考える必要があるという点です。
自作する場合は、どういった演出にするのか、どういった構成にするのかなど、全て自分たちで決めなければなりません。
ムービーのテーマ、尺の長さ、字幕やメッセージの内容・配置、BGM、カット割りなど決めることはいくらでもあります。
新郎新婦どちらかが完成形をイメージしてどんどん進めれるならいいですが、完全に手探りの場合は2人で「ああでもないこうでもない」と頭を悩ませなければなりません。
ムービーのイメージが沸かない、挙式まで時間が無いといった場合はあまり冒険はしないことをおすすめします。
クオリティを上げるのが難しい
結婚ムービー自作のデメリット3つ目は、クオリティを上げるのが難しいという点です。
動画編集スキルが高い人が身近にいたりすれば安心ですが、ほとんどの人は動画編集に慣れていない人ばかりと思います。その場合、どうしても完成品のクオリティが心配になってしまいますよね。
もちろん「ムービーに凝った演出は不要」「音楽に合わせて写真を流す程度で十分」といった人であれば、シンプルなムービーでも十分と思います。
しかし、もし「お洒落なムービーを作りたい!」「クオリティの高いムービーでゲストをあっと驚かせたい!」と考えているなら要注意です。
安く済ませるはずが高い編集ソフトを購入したり、なかなか目指すクオリティにならず挙式当日に不満が残ってしまうといったことになりかねないからです。

自作する前に自分たちで制作できるムービーのクオリティを把握しておきましょう。
他の準備にあてる時間が減ってしまう
結婚ムービー自作のデメリット4つ目は、ムービー制作に時間をとられて、他の挙式準備にあてる時間が減ってしまうという点です。
結婚式の準備は、招待状、式場との打合せ、ドレス試着、ゲストへの連絡、当日の挨拶や進行・・・などなどやることは沢山あります。そんな中でムービーの制作に割ける時間は限られていますよね。
動画の制作に慣れていて、サクサクと作成していけるなら問題ないです。しかし、2人で「あれもしなきゃこれもしなきゃ」とバタバタしていると険悪になったり喧嘩をする原因にもなってしまいます。
大切な式ですので、2人の関係悪化を避けたかったり、時間をお金で買えると考えれば自作をするよりも業者に発注した方がトータルでみると良い場合もあります。
挙式までに時間が無い場合や他の準備に追われている場合は、ムービーを自作するかどうかは慎重に選択しましょう。
結婚ムービー【自作】のメリット
次に、結婚ムービーを自作する際のメリットを挙げていきます。
- 費用を安くできる
- 自作した分思い出に残る
- 自分たちで自由に制作できる
- 業者探しや業者とのやり取りが不要
順に解説していきます。
費用を安くできる
結婚ムービー自作のメリット1つ目は、費用を安くできるという点です。
これが最大のメリットですね。結婚式提携の業者に頼むと10万円以上かかることはザラにありますので、その金額を浮かせることが可能です。式場以外の業者でも数万円はかかるとみておきましょう。
「ムービーの制作経験がある」「パソコンの扱いに慣れている」という人は自作に挑戦してみてもいいですね。
ただし、デメリットで触れたように、完全未経験の人がムービーのためにパソコンや編集ソフトを新たに購入したりしては、結局かかる金額は変わらなくなってしまいます。
また、一から勉強していると、お金以上に時間的な損失も発生してしまいます。浮いた金額が発生した労力に見合っているか、という視点でも考えてみて下さい。
自作した分思い出に残る
結婚ムービー自作のメリット2つ目は、自作した分思い出に残るという点です。
2人で協力して「もっとこうした方がいいんじゃない?」と試行錯誤するので、よりムービー制作が思い出に残ります。
完成したときには達成感も得れるので、挙式前に2人の仲を深めることもできます。

自分たちで自由に制作できる
結婚ムービー自作のメリット3つ目は、自分たちで自由に制作できるという点です。
全て自分たちで考えて制作をするので、写真の切替わりのタイミングやメッセージの配置やフォントなど全て自由に決めることができます。
業者もある程度は融通が利く場合もありますが、完全にテンプレートが決まっている場合などは変更できなかったりします。
一から制作するため難易度は上がりますが、「こんなムービーを作りたい!」という具体的なイメージがあるのなら自作の方がよりイメージ通りに制作できますね。
業者によっては一から制作してくれるプランもありますが、金額は非常に高くなることが多いです。
業者探しや業者とのやり取りが不要
結婚ムービー自作のメリット4つ目は、業者探しや業者とのやり取りが不要という点です。
業者を探す場合は、各業者の特徴を調べて、自分たちに合ったサービス・動画を提供してくれる業者を探す必要があります。
結婚式場と提携の業者を選択すれば自分で探す必要はありませんが、いずれにせよ業者との連絡や写真の受け渡しなどのやり取りは発生します。
自作の場合は、それらの手間が一切必要ありません。
各業者のサンプルムービーを見比べたり、発注手配をしたり、都度連絡を取ったりなどの時間を取られなくて済みます。
とにかく自分で淡々とムービーを作成したい!という人には大きなメリットですね。
結婚ムービー【外注】のデメリット
次に、結婚ムービーを業者へ外注する際のデメリットを挙げていきます。
- 自作よりも料金がかかる
- 業者によって納期がかかる
- 修正回数が限られることがある
- 業者の種類が多いため選ぶのが大変
順に解説していきます。
自作よりも料金がかかる
結婚ムービー業者発注のデメリット1つ目は、お金がかかるという点です。参考の金額は下記の通りです。
業者の種類 | 結婚式場提携の業者 | 結婚式場外の業者 |
相場 | 約5~10万円以上 | 約2~5万円 |
ムービーの制作業者は、「結婚式場と提携している業者」「結婚式場外の業者」と2種類あります。
結婚式場提携の業者は金額がかなり高く、普通に10万円以上かかったりします。式場外の業者でも数万円はかかりますね。オープニングムービー、プロフィールムービー、エンドロールと発注するムービーが増えていけば更に費用は増えていきます。
ただし、ムービー制作業者もピンキリで、価格が安い業者は安いです。中には1万円を切る業者もあります。
参考に下記記事にておすすめの業者を紹介しています。期間限定で割引キャンペーンをしている業者も多いですよ。
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【2020年11月最新】結婚式ムービーの外注依頼!格安・おすすめ業者5選
続きを見る
業者によって納期がかかる
結婚ムービー業者発注のデメリット2つ目は、業者によって納期がかかるという点です。
業者に発注した場合、一般的に納期は1ヵ月はかかるとみておきましょう。
もし「挙式まで時間がない!」「やっぱり自作だと間に合わないから発注したい!」という場合は、各業者の納期は必ず確認しましょう。
ただし、有料オプションで特急プランを設けている業者も多いです。挙式までに間に合うか心配な方は相談してみてもいいですね。
修正回数が限られることがある
結婚ムービー業者発注のデメリット3つ目は、修正回数が限られることがあるという点です。
ムービーが完成した後はチェック作業を行いますが、「ここを修正してほしい!」という依頼は、回数が限られている業者が多いです。
修正2回目以降は有料、中には初回から有料という業者もあります。完成後にムービーをチェックする際は、修正箇所はなるべく1回で伝えておきましょう。
ちなみに、ナナイロウエディングという業者は修正回数無制限という神サービスを行っています。映像のクオリティも高く、サービスも充実しておりかなりおススメの業者ですよ。
業者の種類が多いため選ぶのが大変
結婚ムービー業者発注のデメリット4つ目は、業者の種類が多いため選ぶのが大変という点です。
結婚式場と提携の業者に依頼するのであれば悩む必要はありませんが、デメリット1で述べたように式場提携の業者はとにかく料金が高額。安く済ませるなら式場外で業者を探す必要がありますが、業者がたくさんあり選ぶのも一苦労です。
ネットで「ムービー制作業者」とそのまま検索しても多くの業者が出てきますので、おすすめは結婚ムービーを専門で取り扱っている業者で探しましょう。
下記のようなおすすめ業者をまとめたサイトを見れば、金額やサンプルムービーなど効率よく比較していくことが出来ますよ。
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【2020年11月最新】結婚式ムービーの外注依頼!格安・おすすめ業者5選
続きを見る
結婚ムービー【外注】のメリット
次に、結婚ムービーを外注する際のメリットを挙げていきます。
- 圧倒的に楽
- クオリティの高い演出が可能
- 浮いた時間を他の準備にあてられる
順に解説していきます。
圧倒的に楽
結婚ムービー業者発注のメリット1つ目は、業者が制作してくれるので圧倒的に楽、という点です。もはやこれが全てです。
自作する場合は、ムービーのテーマ・演出・構成を決めて編集をしたり、場合によっては撮影なども全てやらないといけません。動画制作に慣れていない場合は、編集ソフト選びやソフトの使い方の勉強も必要です。
しかし、業者発注の場合はそれらの作業は全て不要です。パソコンの知識も特にいりません。しかも結婚式場と提携していない業者であればより安く発注することができます。


一般的なムービー発注の流れ
①使いたいテンプレートを決めて業者へ発注する
②挿入する写真やコメントの文章を業者に送る
③業者がムービーを制作してくれる
④完成品を視聴して修正箇所を確認する
⑤修正箇所が無ければ納品
ほとんどの場合、各ムービーのテンプレートは決まっているので、そこに挿入する写真やコメントの文章を業者に送ってあげるだけです。
あとは業者がムービーに組み込んでくれます。ムービーが完成したらネット上で再生し、修正箇所が無いか確認して納品となります。
基本メールなどで数回やり取りをするのみで、打合せをしたりする必要もありません。業者発注と聞いたら難しく感じるかもしれませんが、実際はとてもシンプルです。
対して自作の場合はひたすら編集作業です。
制作が好きであればそこまで苦ではないかもしれませんが、ほとんどの人は「仕事から疲れて帰ってまたパソコンと向き合って作業・・・」ということはしたくないですよね。
業者発注は、精神的にも時間の活用的にもメリットはかなり大きいです。
クオリティの高い演出が可能
結婚ムービー業者発注のメリット2つ目は、クオリティの高い演出が可能、という点です。
当たり前ですが、プロが制作してくれるので完成品はかなりクオリティの高いムービーになります。
クオリティの高いムービーの方が、自分たちも満足できますし、何より当日安心して見ていられますよね。(自作だと当日ゲストの反応が気になってハラハラしちゃうかもです(笑))ゲストにもより楽しんでもらえますよ。
餅は餅屋です。「お洒落なムービーにしたい!」「自作した場合クオリティが不安・・・」というのであれば、プロにお任せしましょう。
浮いた時間を他の準備にあてられる
結婚ムービー業者発注のメリット3つ目は、ムービー制作で浮いた時間を他の準備にあてられる、という点です。このメリットも非常に大きいです。
メリット1つ目で挙げたように、業者に発注すればムービー制作にかける時間は圧倒的に少なくなります。その浮いた時間を他の忙しい式の準備に回しましょう。
もしムービーを自作する場合は、2人のうち得意な方がどんどん進めるか、2人で一緒に作業するのがベストですが、なかなかそうもいきません。
多くは男性がムービー編集に付きっきり、女性がその他諸々の式の準備をしたりということになり、どちらかの負担が増えてしまいがちです。
そうなると喧嘩の原因になったり精神的に余裕が無くなったりもしますので、それを回避するという意味でも業者に発注する価値はあるといえます。
ムービー自作が喧嘩の原因になりそうであれば、業者に発注することも検討してみましょう。
結婚ムービーの自作と業者発注、ぶっちゃけどっちがおすすめ?
ここまで結婚式ムービーの自作、業者発注それぞれのメリットデメリットを挙げてきました。

この疑問に対する結論は下記です。
ムービーの自作がおすすめの人
・とにかく1円でも節約したい!という人
・動画編集が好き、ノウハウがある人
ムービーの外注がおすすめの人
・ムービー自作おすすめ以外の人
つまり、ほとんどの人は業者へ外注するがおすすめです。なぜなら、ほとんどの人はムービー制作に慣れておらず、外注は自作よりコスパがいいからです。
動画編集が苦手だったり、編集の経験やノウハウがない状態で自作をすると、下記のような時間的損失や精神的負荷が大きいといえます。
- 他の参考ムービーを見て勉強が必要
- ムービーの構成、演出を一から考える
- 編集ソフトの使い方を調べたり勉強が必要
- 試行錯誤しながらひたすら編集・映像チェックをする
精神的負荷
- なかなか作業が進まない
- 休日・仕事から帰ってまた作業しないといけない
- 他の準備もあるのにという焦りも出てきてしまう
- 準備がなかなか進まずパートナーと険悪になる可能性も
自作は確かにお金は安くなるかもしれませんが、ムービー制作に慣れていないとこれだけの負担がかかる可能性もあります。
対して、制作・編集が好きだったり、編集の経験やノウハウがある人は作業にそこまでストレスを感じません。これまでの経験に基づいて制作や編集を行うため、ある程度ゴールが見えているからです。こんな人はぜひ自作をしていきましょう。
自分たちがお金、時間、労力、何を優先するか決めるのが大切ですね。
【まとめ】結婚ムービーの自作と業者発注のメリットデメリット
ここまで結婚ムービーの自作と業者発注それぞれのメリットデメリットについて解説してきました。最後にまとめをしておきましょう。
まずは結婚ムービーの自作のメリットデメリット。
- 編集の機材とノウハウが必要
- 構成や演出も考える必要がある
- クオリティを上げるのが難しい
- 他の準備にあてる時間が減ってしまう
- 費用を安くできる
- 自作した分思い出に残る
- 自分たちで自由に制作できる
- 業者探しや業者とのやり取りが不要
続いては外注のメリットデメリット。
- 自作よりも料金がかかる
- 業者によって納期がかかる
- 修正回数が限られることがある
- 業者の種類が多いため選ぶのが大変
- 圧倒的に楽
- クオリティの高い演出が可能
- 浮いた時間を他の準備にあてられる
結婚ムービーの自作、外注はそれぞれこんな人が向いています。
ムービーの自作がおすすめの人
・とにかく1円でも節約したい!という人
・動画編集が好き、ノウハウがある人
ムービーの外注がおすすめの人
・ムービー自作おすすめの人以外の人
ほとんどの人は外注がおすすめです。なぜなら、ほとんどの人はムービー制作に慣れておらず、業者発注は自作よりコスパがいいからです。動画編集が苦手だったり、編集の経験やノウハウがない状態で自作をすると、時間的損失や精神的負荷が大きいといえます。

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如何だったでしょうか。事前にしっかりとパートナーと話し合って、ぜひ自分たちに合うムービーを制作してくださいね。
きちんとパートナーと足並みを揃えないと、大切な式の前に喧嘩したりギクシャクしてしまうかもですよ!
2人で協力して素敵な式にしてくださいね。